このところ、お役所(役人)の仕事に対する賞賛が続いていたのだけど、
今朝のニュースで少し戻してしまった。
<公正取引委員会(略称:
公取委)>による、
セブンイレブンへの
<値引不当制限容疑>での調査報道がそれ。
生鮮食料品を扱う加盟店が、「売れ残り」を回避するため、「値引販売」をするのを
「優越的地位」を利用して、不当に制限していた、というもの。
本来、値引は個人事業主である加盟店が自由に決められる
はずなのに、「
フランチャイズ契約を打ち切るぞ」とか「契約違反だ」などと圧力を
掛けてきたらしい。
ここで問題なのは、売れ残った生鮮食料品類はすべて「廃棄」されるってこと。
つまり、ゴミとして捨てられるわけ。
更に問題なのは、ゴミとして捨てられた「元商品」、つまり損失となった商品の
ロイヤリティまでセブンは徴収してたんだって!
恐るべき
セブンイレブン商法。
良くまあ、こんな「不平等契約」を結んだものだと感心するけど、
こうした行為をする
フランチャイズオーナーの多くは、収益向上だけが目的ではなく
まだ食べられるものを「ゴミとして捨てる」のを防ぐ意図もあったという。
私は
フランチャイズオーナーの行為に賛同ですね。
セブンイレブンはホームページでは
こんなこと言ってるくせに、
「社会に向けて言ってること」と「実際やっていること」が今流行の
ブレてませんかー?
でも、私が最も注目し、怒っている点は......

。
公取委は
2002年にこういう行為は「優越的地位の乱用」に当るとして
業界団体に改善を促していたっていう点。
.....今、2009年だよ。
6年以上経っても指導を徹底できない
公取委って?いったいどういう役所?
ほかに所管する役所があるなら、まだ話はわかるけど、
この国にゃ
公取委しか無いんだよね。
まあ、自分のやるべき仕事が出来ない役人には、転職願うしかないかも。
こういう社会を変えるためにも
政権交代ってのは、
必要だよね。
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