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グラミン銀行にみる、新たな資本主義への希望

一橋大学の米倉教授のコラムを一部抜粋してご紹介します。
マイクロクレジットの創始者でノーベル平和賞を受賞したDr. Muhammad Yunusの活動の軌跡を紹介しながら、新たな資本主義のあるべき姿を論じています。

新しい資本主義の提唱者といえば、
それはなんといってもバングラデシュのグラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス博士に間違いない。

なぜなら、1970年代に、彼が僅か27ドルの手持ち資金をたった42人の借金苦に喘ぐ農民に貸し付けたことで始まったグラミン(バングラデシュ語で「農村」のこと)銀行という試みは、現在28,000人以上の職員を抱え、約800万人もの人々に毎年10億ドル以上の金額を貸し付けるバングラデシュ最大の金融企業に成長するという大きな成果をあげているからである。

しかも、その借り手の97%は女性であり、彼女たちは30~35ドルというわずかな額を借りることによって自営自立をはじめ、次第に牛や鶏を飼ったり事業規模を大きくして世界最貧困の境遇から自ら脱出している。

後にマイクロファイナンスと呼ばれるユヌス博士の試みは、従来の援助志向では果たしえなかった貧困層の自助努力を生み出し、バングラデシュばかりか世界の貧困国に伝播している。ユヌス博士とグラミン銀行はこの輝かしい成果のために、2006年度のノーベル平和賞を授与されている。

さらに、バングラデシュに携帯電話を普及させたグラミン・フォン、インターネットを普及させるグラミン・コミュニケーションズ、フランスの大手食品メーカーとの合弁企業グラミン・ダノンなど新たな試みが次々と展開され、ビジネスとして成功しながらも利益は社会還元するという「ソーシャル・ビジネス」
という概念も提唱されている。

もっと感動的な事実は、2008年にニューヨーク・ブロンクス地区にオープンしたグラミン銀行は、ウォール・ストリートのシティバンクやバンク・オブ・アメリカが倒産の危機にある中で唯一利益を上げ続けているのである。全く愉快な話ではないか。

最後に、Dr. Muhammad Yunusの言葉をご紹介します。
考えさせられる言葉です。

従来の銀行は金持ちを対象にするが、私たちは貧しい人を。
従来の銀行は男を対象にするが、私たちは女性を。
従来の銀行は都市で業務をするが、私たちは農村で。
従来の銀行は担保を取るが、私たちは取らない。
従来の銀行は借り手の過去を調べるが、私たちが興味をもつのは未来だけだ。」
そして、「人間には限りない力がある」

みんなに知ってもらいたい">みんなに知ってもらいたい - ジャンル : 日記

tag : グラミン銀行 マイクロクレジット ムハマド・ユヌス 米倉教授

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