春の陽気のせいでしょうか。最近、眠くて仕方がありません。
「心の病」じゃないかって?ご心配には及びません。
相変わらず、毎晩酒飲んで

ぐっすり眠れます。
「酒」と言えば、この人。欧米人は、アジア人の顔を区別するのが苦手ですが、阿呆の顔は判らなくても、この人のことは覚えている人も数多いでしょう。そのくらい衝撃的でしたね、あの「酩酊会見」は。
「気弱な地上げ屋」のところにも、全世界から数名の(チョット寂しいな(汗))知人からの問い合わせがありました。
「彼は本当に選挙で選ばれた政治家なのか?」と。
こうして、全世界に日本の政治レベルを露呈してしまった、と言うより、
露呈してくれたこの人。
中川さんがまたやってくれました。
「核に対抗できるのは核」 北朝鮮情勢で中川前財務相だそうです。
既に政治的には「終わっている」人なので、取るに足らない妄言とスルーしても良いのですが、あえて取り上げます。
「純軍事的に言えば
核に対抗できるのは
核だというのは世界の常識だ」と、述べたそうです。
「核武装を議論すべき」との考えからの発言のようですが、この人の場合、「人前(カメラの前)で話すときのマナー」の議論のほうが先ではないでしょうか。
以前にも、「憲法でも核保有は禁止されていない」と発言したことがあるそうで、
非核三原則ってのをすっかり無視しているようです。
こう言うと、「核武装」と「核の議論」は違う、などと禅問答のようなことを言い出す人が必ず出てきますが、そういった人たちには、是非、長崎の原爆資料館や広島の平和記念資料館に足を運び、
2時間くらい(ここが重要です)じっくりと見学してきてもらいたいですね。
ご自身の軽薄さを自覚できると思います。
もう20年近く前になりますが、「気弱な地上げ屋」は展示品の前で
「立ち尽くした」経験があります。
核兵器は、国連安全保障理事五カ国のほか、イスラエル、インド、パキスタンが保有していますが、どの保有国首脳も「使用する」と言う選択肢は無いと思いますよ。それは、核は「自身への死の兵器」だからです。
一度、イスラエルが使用しかけた(閣議で議論した)ことがあったそうですが、アメリカが止めたそうです。
沈着冷静に状況分析し、国民的利益に適う合理的判断ができる指導者(層)を持つ国家なら、こういった国家戦略を論じる、と言うのも判りますが、二日酔いで記者会見して世界中に恥をさらした人間や、支持率が少し上がったくらいで、その倍ある「不支持」率を忘れ、「今日はどこに飲みに行こうか」などと考えている阿呆には、「何とかに刃物」というものです。
もう随分前になりますが、「気弱な地上げ屋」は、「北方領土返還」を叫んで街宣しているかたに、「こんな都会でやってないで、実際に北方領土へ行ってやれば良いじゃない。根室から目と鼻の先だよ」と言ったことがあります。するとその若いかたは「うっるせ~んだよっ!」とマイクで怒鳴って去って行きました。
いつも不思議に思うのですが、南京事件を「でっち上げ」と主張する人は、その主張を有能な中国人通訳を同行して「南京市」でやってほしいものです。
1回や2回ではありませんよ。1ヶ月くらいかけて、街中の人に呼びかけてください。
日本ではそうしているのでしょう?
核武装を主張する人は、先の原爆資料館に行くだけでなく、今もっともhotな戦場、バクダッドがガザが良いですね。そのどちらか、出来れば両方を訪問し「通常爆弾」の威力をご自身で実感してきてから議論を提起してみてください。
こういう重要な事柄を議論するってことは、そのくらいやらなきゃ
「資格が無い」と思いますよ、
中川さん。
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