週末恒例の「秀逸なるコラム」のコーナーです。
今週は、「まあまあのコラム」(秋月さん、ごめんなさい(笑))をお届けします。
題して、
「やっぱり「抜け穴」 自民党の世襲制限への本気度」です。
自民党がまたまた「ヌエ」のような本性を顕わにしています。
民主党の総選挙に向けた「看板政策」をすっかり真似して、本当はやる気も無いのに、世間を欺く「世襲制限」なんて言い出しています。
自民党支部長のまま、子鼠の倅を「無所属」で出すが、選挙態勢は自民党べったりでやる、というもの。
なんか、千葉の「剣道二段」みたいですね(笑)。
横須賀市民も全国が注目する選挙区なのですから、しっかりしてもらいたいものです。
いくら、I会が全面的に仕切る、名実ともに「組織(による)選挙」(笑)でも、時代の流れに逆らっちゃいけません。
自民党も「公認候補」を擁立しないことで、良薬のつもりで飲んだ薬が「毒薬」となる可能性がありますね。
対抗馬となる
民主党候補も大変弱い(苦笑)のですが、ここで自ら手を上げる県議は一人もいないので仕方が無いかもしれません。
笠さんが、「○○さん、11区でどう?」と声をかけても、みな「身の危険を感じる」のか、一様に引いてしまいます。
「組織(による)選挙」が怖いのでしょうね。
では、
秋月氏による「まあまあのコラム」をどうぞ
選挙目当てだからこんなものだろう。
そう思わせてくれる自民党の「世襲制限」である。
自民党の党改革実行本部(武部勤本部長)は21日、次の選挙から「世襲制限」を導入する方針を固めたが、さっそく「抜け穴」が指摘される事態となっているのだ。
世襲制限が実施されることで最も注目されるのは、
小泉純一郎元首相の子息に対する対応である。
衆院神奈川11区から自民党公認で立候補予定の小泉進次郎氏は、小泉元首相の次男で、既に同支部の支部長に就任している。
制限にともない公認が得られなければ「無所属」での戦いを余儀なくされる。
自民党は、当然のことながら公認候補を擁立しなければならない。
しかし、早くも「公認候補擁立はなし。
小泉ジュニアの当選後に追加公認」との観測が流れている。
完全な「抜け穴」である。
進次郎氏を小泉元首相とは違う選挙区に異動させ、堂々と公認を授ければいいものを、あえて無所属立候補を黙認し、「事実上の世襲」を認めるのなら制限を設ける意味がない。
世襲に対する批判は、先代の力を利用しての「政治の世襲」に向けられたものであり、その地域の権力を一族で独占することへの不満でもある。
はじめから抜け穴が用意されているのなら、評価に値しない「選挙目当て」であり、実効性に乏しい案ということになる。
新たな公認候補の擁立も含めて、自民党の本気度が試されることになる。
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