都議選選挙期間中最後の日曜日となる、昨日の東京地方、天気はまあまあでした。 相当蒸し暑かったですが、候補者にとっては、暑さも感じない熾烈な戦いが繰り広げられたのではないでしょうか。
都議選は既に終盤戦。
「気弱な地上げ屋」も、何人かの仲間の応援に街を歩いたのですが、ものすごい「風」、 手応えを感じますね。
これがすなわち 「良いこと」 なのかどうかは、疑問ですが、民主党系の候補者たちにとっては、これほど手ごたえを感じる選挙戦もなかなか無いのでは。
皆様ご承知のとおりですが、分裂選挙となってしまった
静岡県知事選。
民主党推薦候補 川勝氏が逆転勝利を収めました。
ここは 「落とす」 と思っていたのですが、見事な逆転勝利でしたね。
投票率が前回比16ポイントも上昇したそうです。
阿呆たちは、焦って(笑)、 「
都議選には全閣僚応援せよ!」との 「お触れ」 を発したそうです。
完全に、窮鼠猫を噛んでいますね(笑)。
全員で応援して負けても、 「
責任は全員だ 阿呆」 って感じなのでしょう。
自分が総理大臣だという事をすっかり忘れています。
ハナシを戻します。
「風に乗って飛んでくる票」 で、誰が投票したのか、さっぱり判らないまま当選するという事は、有権者、候補者双方にとって、大きな負債を抱えるのと同じことです。
有権者は 「期待が大きい分」 落胆するのに時間はかかりません。
「当選してしまった」 本人も、自分の実力と 「勘違い」 してしまい、地域貢献、地域活動をおろそかにする無為な4年間を過ごすこととなります。
都議会というところは、行ったことが無い人がほとんどだと思いますが、 かの丹下健三先生の 「気合の入りすぎた設計」 と、 「湯水の如く使われた建築費」 のおかげで、最高に 「豪華な造り」 となっております。
「気弱な地上げ屋」の友人の建設会社は、この工事に係わったのですが、あの外壁のタイル。
ナント、1㎡当たり一万円だと聞いて、腰を抜かさんばかりに驚きました。
だって、あの外壁。 いったい何平米あるのでしょうか。
それだけではありません。
一般都民が出入する一般庁舎は、普通のそこらにある 「シティーホール」 と変わりません。
違うのは、「
都議会」 です。
議員控え室辺りから、
靴が埋まっちゃうくらいの 「高級カーペット」 が敷き詰められています。
国会なんかより、よっぽど 「豪華」 ですよ。
そのうえ、政調費を含めた歳費は年間2200万くらい出ます。
区議とか国会議員は、結構マメに地域活動する人がほとんどなのですが、都議は 「自分党」 も含めて、選挙運動の主体は、区議とか国会議員がやって、本人は選挙期間中だけ 「名前の連呼」 をする人がほとんどですね。
街を歩いていたら、こんな 「不愉快な生き物」 に出合ってしまいました。

「気弱な地上げ屋」の行く先々でこの老害オトコがいるので、それでなくても蒸し暑くて不快なのに、更に不快指数が上昇しました。
なんで、この老害がこの蒸し暑い中必死なのかと言うと、自身の残り任期に重大な影響がある選挙だからです。
1400億もの都民の血税をドブに捨てている 「新銀行東京」 の倒産先延ばし経営や、有害汚染物質満載の東京ガス跡地へ築地市場を移転する問題など、都議会野党が批判する課題を数多く抱えています。
倒産先延ばし経営に必死の 「新銀行東京」 なんて、自分が言い出して最大の責任を負うべき立場にも係わらず、「銀行は失敗しました。トヨタの重役に(経営を)頼んだら、全然わけのわからないことをした」 なんてほざいていました。
でも、こんなプロパガンダに 「パチパチパチ」 っておじいちゃん、おばあちゃんがまだ何人もいるのですね。
日本の民主化も道遠し、って感じです。
自公が後退すれば、たちまち 「都政運営」は厳しくなります。
先にあげた2大失策のほか、最大の浪費 「オリンピック招致」 問題もあります。
「オリンピックを、やろうじゃありませんか。反対するヤツの気が知れない」
なんて、言っていました。
「招致に必死なオマエの気が知れないよ」 ってヤジ入れておきました(笑)。
建設会社を経営する友人は、「オリンピックをやってくれれば、俺たちは5年は "食える" 」なんて言ってます。
お祭りにはさほど興味は内容で、 「お祭りの準備」 に重大関心があるようです(笑)。
都議選情勢は、ダメディア各紙とも民主党が自分党を10ポイント以上引き離しているようです。
ただ、中選挙区なので、子鼠の催眠術選挙のようなことは起こらないでしょう。
自公がギリギリで過半数維持するのではないでしょうか。
こちらの 「タマ」 も 「悪すぎる」 エリアも多々あることですし(苦笑)。
昨日廻った候補者と、かの
白川先生が偶然にも同じ見方をしていました。
ご紹介します。
国民は時の政権が倒れそうになったとき、正確にいうと
倒せると思ったとき、普段では考えられない力を発揮する。
マグマが爆発するのだ。
自公“合体”政権はこの10年近く、悪行を重ねてきた。
“改革”という美名を掲げて国民の富を奪い、国民を痛めつけてきた。
自公“合体”政権に対する恨みは骨髄に達している。
怒りのマグマが爆発寸前なのである。
そのマグマが爆発するときが、“民衆革命”なのだ。
しかし、まだ爆発している訳ではない。
その寸前に過ぎないのだ。
いろいろな不可思議な動きが出てくる原因はそこにある。
細かいことに右往左往せず、先に進むしかない。
特にマスコミの報道などに一喜一憂することは
禁物である。
自公“合体”政権は、マスコミを掌握しているのであるから、“
民衆革命”を押し留めようとすることは覚悟しておかなければならない。
マスコミは第四権力と呼ばれている。
それなりの力を持っていることは否定できない。
しかし、この権力も
民衆の力には勝てない。
そうなることを願っております。
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