帰ってきた 「気弱な地上げ屋」 です (笑)。
どこから帰ってきたのかと申しますと、
開票所です。
昨晩から本日未明にかけて、多くの皆様はテレビに "釘付け" だったと思いますが、 「気弱な地上げ屋」 は、開票所の椅子に釘付け状態でした。
テレビ中継される 「バンザーイ!」 の場面に備え、先週床屋へ行って来たばかりだと言うのに、某陣営の"謀議"にはまり (笑)、
選挙管理委員会の
開票立会人を務めてまいりました。
なんで、それが "謀議" なんだって?
「ハイ!?・・・出ましたか?ハイでました! 東京第○区、○○さん。 当選確実となりました! 繋がってますか? ハイ! ○○さんの選挙事務所と中継が繋がっております」
画面が切り替り 「・・・・せ~の、バンザーイ!」
と、この場面。
当確者の横で "人相の悪いオトコ" が満面の笑みで構えられると・・・・・陣営としては・・・
少々都合が悪いのですね (苦笑)。
で、冒頭の "謀議" となったわけです (笑)。
あの中継ってのは、ナマで、編集できませんからね。
直ぐ横の候補者に向けられたマイクを奪い取り、 「オオタのクビも 取ったどー!」 なんてやられたら、ディレクターのクビまで飛びかねません (笑)。
何事においても、 "日頃の行い" というのは大切です。
この言葉を深く噛みしめる結果となった
自分党の皆さんのご様子はあとにするとして、先ずはこのたびの "体験" をご紹介します。
開票立会人の事務作業ってのは、とても公平で公正な運営を心掛けられます。
その、座る椅子の順番まで "くじ引き" で決めるのですね。
「気弱な地上げ屋」 の位置も決まりました。
・・・・・・、最高のシチュエーションです。
右隣が、降伏失言党の N さん。
左隣は、そうかの S オバサン。
N さんも、S オバサンも 「気弱な地上げ屋」 が民主党陣営の代表だという事をご存知ですので、とても緊張なさっているご様子です。
通常、こういう "お役目" というのは、もっと "まとも" な人がなるものなのですが、冒頭の "事情" もあって来ております。
そう言う "事情" を知らぬご両人。
「どうして? こんなガラの悪い人が来てるのだろう? "改革クラブだ" というならハナシも判るけど、 民主・・・・でしょ?」 ってな顔をしてます。
すっかり、防衛体制を整え、完全無視の構えです。
開票立会人ってのは、そのお役目は大変重要ですけど、仕事自体は、まことにヒマです。
一刻も早く、開票処理を済ませようと、機敏に動く特別区職員も、いつも来る立会人とは、明らかに雰囲気の異なる人間を珍しそうにチラチラ見てます (笑)。
こうなると、動物園のパンダの気持ちも少しは理解出来ますね。
アッ!思い出しました。
降伏党に聞きたいことがあったのですね (笑)。
「ナニ話しかけられても、絶対に答えんぞ!」 って構えのN さん。
じーっと見ている 「気弱な地上げ屋」 の視線をものともせず、キッ!っと、前を見据えています。
さすがは、日頃の修行の賜物です (笑)。
ここで、口を開かせることが出来ないようでしたら、
地上げ屋としては2流です。
職人ってのは、 "何とかする" ものです (笑)。
どうするのかって?
先日、
ケンさんからもお尋ねがございましたので、ご紹介します。
こういう事には、コツがありまして、一言で申しますと "不意" を突くことです。
相手は "ガラの悪い民主党員" から、難癖つけられるのでは?と構えています。
完全無視の "準備" も万端です。
そこで・・・・、
「 アッ!それ!
スピードマスター シューマッハ じゃ~ありませんか!?
前から欲しかったんですよ~。 日本じゃ入手しづらいでしょう?やっぱり、スイスかフランスで?」
と不意に話しかけます。
「日本じゃ入手しづらいでしょう?」 と、自尊心をグリグリくすぐることを忘れてはいけません。
N さん、不意を突かれ、一瞬ビクッっとしますが、喜びを隠せない声で 「エエ、フランスです。 時計・・・・詳しいのですか?」
「エエ、道楽で少しばかり・・・・」 こう言うデタラメを平然と口に出来ないと、一流とは言えません (笑)。
どうせ、信者のお布施で買ったものか、騙して巻き上げたのか、拾ったものです。
こう言う場合は、超法規的措置でデタラメも許されます。
と、こうなると、こっちのものです。
ひとしきり時計を褒めたあと、 "本題" に入ります。
「
降伏倒産は、今回どのくらい見込んでいらっしゃるのですか?」
「気弱な地上げ屋」 の発音が悪いせいで、 N さんには 「コウフクトウさんは、今回どのくらい見込んでいらっしゃるのですか?」 と聞こえているようです。
「
コウフクトウではなく、
コウフクジツゲントウです!」 と少々怒りを含んだ物言いで訂正してきました。
しかし、彼の発音が悪いせいでしょう。
「気弱な地上げ屋」 には、 「
降伏倒産ではなく、
降伏失言党です」 と聞こえます。
こう言う "微笑ましいやり取り" のあと、核心に迫ります。
「・・・、票が伸びませんね・・・・・」 と 「気弱な地上げ屋」。
開票率56%で、降伏失言党の比例票はゼロです。
しかし、そこは修行でもまれているN さん、動じません。
「我々は、固い地盤があります。このあと、ほぼすべての票が我々に集まるはずです」
「信じる鳥は、巣 食われる」 (笑) とも言われますが、信じないものにとっては、マンガです。
ここらが潮時でしょう。
「あの公約。 北朝鮮にレンジャー部隊派遣する件、で・す・よ (笑)。 あれって、上陸地点はどこを想定してるんですか?」 おちょくっていることにようやく気付いてくれて、またプイッと前を向いてしまいました。
降伏失言は、想定外のことは何一つありませんから (笑)、慌てることも何一つ起こりません。
しかし、この "そうかな人々" にとっては、歴史に残る悪夢の一日となったに違いありません。
S さん。
面と向かって話すと、 "口が臭い" ので 「気弱な地上げ屋」 も前を向いて話します。
「
公明倒産も
学解散も、チョット厳しいですね」
まだ、発音が治りません。
「コウメイトウさんもガッカイさんも、チョット厳しいですね」 と聞こえているようです。
N さん、自分を鼓舞するかのように "ウンウン" 頷いています。
しばらくすると、メール速報で、 "公明、小選挙区全滅!" との喜ばしいニュースが伝えられます。
N さん、控え室からこちらへ向かい、トボトボと下向いて、肩を落として歩いてきます。
控え室にあるテレビで、この喜ばしいニュースを知ったのでしょう。
こう言う場合、その "傷口に塩を塗りつける" と言うのが正しい行動です (笑)。
席についても、ボーっと前を向いたままです。
携帯でメールをチェックするフリをした 「気弱な地上げ屋」 。
「エッ!全滅!?N さん? 公明倒産は、小選挙区全滅って出してる局がありますけど、誤報でしょ?これ」
N さん、下向いて黙っています。
「N さん!誤報でしょ? 誤報って言ってくださいよ(笑)。こんなことあるわけ・・・・・ないじゃないですか」
ついに肩まで震えだしました (笑)。
今日のところはこの辺で勘弁しておきましょう (笑)。
昨日の
歴史に残る一日。
心に残る一言をご紹介します。
我らが、
小林こうきセンセイ。
「私が!
郵政民営化の一番の被害者。正しいものが報われる時代がやってきた」
被害者であることは間違いありませんが・・・・・一番ではありません。
でも、 "正しいものが報われる時代" ってのは、良いですね (笑)。
この半年間で、ベルトの穴が "三つも縮まった" という
海江田万里センセイ。
「ワタクシの勝利ではなく、賢明な判断をして戴いた有権者の皆様の勝利です」
その "謙虚" なお気持ちを忘れずに、ご活躍願います。
「感染した人は、死んでもいいと思ってるんですかっ!」
その華奢な体に似合わぬ、毅然とした力強い言動で、有権者をも圧倒した
福田えりこちゃん。
「歴史が動きました! 日本が変わります!」
そのとおりです。
性癖は別として、人間味は評価出来る我らが
山拓さん。
敗戦の弁を問われ、 「当面、引退は考えておりません!」
でも、後援会はそうは考えていないようです (笑)。
肩を揺らして、ヨロヨロと歩く姿を "老いたペンギン" などと陰口を叩かれた海部センセイ。
「しっかりとした後継者を立てます!」
と気丈に答えたそうですが、このあと "担架で運ばれ退場した" との情報もございます (笑)。
迷軍師と呼ばれ、惨敗のA級戦犯とも名指しされるスガ先生。
「目に見えない地殻変動が起きていた」
この人以外、大抵の人には "見えていた" ハズですけど・・・・(笑)。
やはり、迷軍師なのでしょう。
比例復活が決まって、大喜びの "オホーツクの恥部" ハジベ~センセイ。
「皆さんのおかげで "当選" 出来ました!また、今までと同じ仕事が出来ます!」
オマエは "落選" したんだよ (笑)。
今までと "同じ仕事" してたら、今度こそ比例復活もないでしょう。
「一生懸命頑張って、皆さんに恩返ししたい!」
などと、意味の判らぬコメントを残した中川 (酒) センセイ。
落選して、どう恩返ししようと言うのでしょうか (笑)。
「まったく反省のないヤツ。 もう二度とこの事務所へ来ることは無い!」
とは、居合わせた後援会幹部の弁です。
午後8時の投票終了と同時に、事務所の "ダルマ"も "ひな壇" も片付けられてしまった我らが 東京5区
ユカリタン。
支援者への "電話かけ" もマトモにやろうとしないスタッフ・ボランティアに、選挙最終日には、ついに泣き出してしまったそうです。
「これを機会に、後援会組織を立上げ、捲土重来を期したい!」 ですって。
後援会も無かったの (笑)?
負けた瞬間、後援会立上げを言い出すくらい、この人の感覚はズレています。
これを機会に、スタッフは全員辞職するそうですから (笑)、心機一転・・・・ではなく、新規移転で頑張って見てください。
最後にゆっきーの心に染み入るお言葉をご紹介してお別れです。
勇気を持って政権交代を選んだ国民に対し、民主党の代表として心から感謝したい。
単なる民主党の勝利だとは思っていない。
国民にとって暮らしが厳しくなっている怒りが民主党の期待に結びついた。
謙虚に、いかにして国民の方向を向いた政治というものを作り上げていくかというのがすべてだ。
三つの交代と言いたい。
一つは政権の交代だ。
二つ目の交代は、古い政治から新しい政治への交代。
利権にまみれた政治にさよならして新しい市民が中心になる政治を生み出す。
三つ目は主権の交代。官僚主権の政治から国民主導の政治だ。
2大政党政治というものを定着させない限り、この国の政治は本物にならない。
自民党を離党してから16年たった。
長いようでもあったが、
国民が辛抱強く2大政党政治の実現、すなわち政権交代可能な政治勢力を作ることに力を貸してくれたことに・・・・・・・・・・
心から感謝したい。
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