人生とは難しいものです。
どんな人の "人生" にも "山あり谷あり" は、当たり前のハナシですが、少し前、 "小さなネズミ" のようなオトコ が、面白いハナシをしていました。
「人生山あり、谷ありだ!どんな人生にも "上り坂" もあれば、"下り坂" もある。 ただ、この政界にはもう一つ "まさか" という坂がある。 だから、常に用心しなければならない!」
その昔、2700万人もの "騙されやすい人" を、物の見事に術中に嵌めた彼にしては珍しく真実を申しております。

かの有名な
酩酊会見に勝るとも劣らぬ国辱写真です。
しかし、見方によっては、彼はその実 "政治家" などではなく、 "
芸人" だった、という証左である、と主張する人もいます。
懐かしいですね。
今は、テキサスの農場で農作業に忙しい老人も、その家族とともに写真に納まっています。
この写真が世界中に配信され、さぞかし "恥ずかしかった" ことでしょう (笑)。
あの "引きつった笑顔" は忘れることが出来ません (笑)。
ハナシを戻します。
この政界に潜む "まさか!" 。
この人にとっては、思いのほか早く、そのことを思い知る結果となりました。

「
JAL再生タスクフォース」
仰々しい名前です。
いくら右翼にかぶれ、
軍事オタクの
石破さんと仲良しだからといって、こんな今時 "アメリカ陸軍" でも恥ずかしがってつけないようなネーミングを誇らしげに記者に発表するのですから、この人の感性は「
気弱な地上げ屋」 など、遠く及ばぬところにあります。
"
魔除け" として重宝してます! とのご報告は各方面から頂戴しておりましたが、いまやこのかた。
udonenogureさんや、
ふじふじサンを始めとする、有識ブロガーの皆様の予想を遥かに超えた、驚くべきスピードで "
内閣のお荷物" と化しています。
失敗することは予測しておりましたが、「
気弱な地上げ屋」 の予想より1ヶ月ほど早く、しかも随分派手にズッコケました (笑)。
予想通り "
タックスだ~す" 作戦で行く予定が、このかたの激怒でストップかけられたばかりか、記者どものに胸を張って発表したチーム自体も解散を余儀なくされてしまいました。
藤井オヤブン。
人によっては、「スジ井オヤブン」 と呼ぶ人もいるくらい、この人は "スジ" を通す人です。
曲がった事が大嫌いな、その一本気な性格は、時に 「
一人で500万票集めるオトコ」 でさえも "持て余す" ほどの迫力があります。
商売道具である "
機体の売却" と、 "
クビ切り" だなんて、別に専門家でなくても誰でも考え付きそうな "アイデア" 持って来て、最も問題な
年金債務削減や、高額な職員給与に一切触れず "タックスだ~す" してください!
財務大臣! なんて言ってきたもんですから、 「怒鳴りつけた」 そうです。
当然ですね。
確かに、「
盗人にも五分の理」 の例えにあるとおり、
JALにも多少は気の毒な面もございます。
地元の 「
そうかな建設業者や土建屋」 を総動員して地方空港を建設しては、採算度外視で
JALに就航を押し付けた 「
そうかな
国土交通大臣」 。
彼ら 「
そうかな人々」 が
国土交通省ポストに執着したのは、
利権のためなんですね。
また、まったく料金払うそぶりも見せず、当然の如く
ファーストクラスを利用する
国土交通省の役人どもなんてのもいます。
本社だけでなく、500とも1000とも言われる関連下請け業者に "
天下りの術" を駆使して、役員に納まり、高額な給料や退職金をせしめたのもヤツら役人どもです。
平たく言うと、歴代
自民党政権、
国土交通省を中心とした中央官庁の官僚ども、そうかな人々。
ヤツらの
お財布や
足代わりだったんですね、
JALって会社は。
ただ、忘れてならないのは、この会社自体の "
甘ちゃん体質" です。
赤坂に住むスッチーにも黒塗りのハイヤーで成田へ送迎するなんて序の口です。
27歳の副操縦士に1300万も払っています。
数年前に退職した、元部長は57万の年金貰っています。
年額じゃありませんよ、皆さん。
月額です・・・・・。
こんな調子で大盤振る舞いしている年金債務が8000億もあります。
失敗が予想され、予想通り寸分違わず失敗した 「
JAL再生タスクフォース」。
それはそれで良いのですが、許せない事実があります。
皆さん、彼らは "
ボランティア" でやっていたと勘違いしている人はいませんか?
とんでもありません!
日刊ゲンダイなどは "10億使った" なんて書いてるようですが、さすがに1ヶ月でそこまでは使っていません。
このことを知ってる人間は国内に、少なくとも200人以上いるはずなのに、誰も書かないから 「
気弱な地上げ屋」 が書いちゃいます。
この "バカども" が、この1ヶ月でやってきたことは、前原に言わせると 「タスクフォースの案を公表することは意味がない」 そうですが、それならその "意味の無い仕事" をやっていくら "カネがかかった" のかを公表すべきです。
"
草の者" の報告によれば
驚くべき報酬が支払われています。
80名を越す、公認会計士、税理士、弁護士には時給換算で2万。
1日10時間を超える "労働" をした人もいて、そのかたの場合、日給20万です。
半日しか来れなかった人もいるようですが、平均すると、この1ヶ月で、少ない人で200万。
多い人は
600万だそうです。
そのうえ! 問題の 「
JAL再生タスクフォース」 の5人。
彼らには数百万の "月給" が支払われる見通しです。
流石に良識ある
高木センセイは、 「その額じゃ多すぎる」 とおっしゃったそうですが、実際辞退したか、受領したかは定かでありません。
これじゃ、藤井オヤブンでなくても怒って当然でしょう。
"意味の無い仕事" やって月給500万なら・・・・やりたい人は、国内に1億2000万人くらい居るのでは (笑)?
前原は、日本の航空輸送の6割を担う
JALが
経営破綻すれば、 「国民生活や経済活動にも大きな影響が出る」。
だから、 「
公的資金を含めた国の支援はやむを得ない」 という論法のようですが、こんな解決方法じゃ自民党時代と何ら変わらないじゃないですか。
JALなんか潰れたって、困らない人のほうが圧倒的に多いと思いますよ。
国民に正々堂々と説明責任を果たすには、第一に
法的整理。
百歩譲ったとしても、
高木センセイが主張したとおり、
私的整理の一種である「
事業再生ADR」と
日本政策投資銀行による
危機対応融資の併用でしょう。
高木センセイは、「金融機関と企業の自助努力を迫るべき」と、主張したそうです。
正論です。
これに対し、冨山は
企業再生支援機構の活用を主張したそうです。
企業再生支援機構には1兆6千億円の公的資金枠、平たく言えば
国民の血税があり、これを意のまま操ればJALへの出資や融資。
それに、金融機関からの債権買い取りなど、やりたい放題やれます。
更に、このオトコは自らが
企業再生支援機構に乗り込み、日航再建を自分の意のままにリードするつもりだったそうです。
ふざけたオトコです。

こういう "誠司" をしてもらうために
民主党政権樹立に力を貸したわけではないですよね、皆さん。
しかし、"選んだ責任" もございます。
まだ我慢しますが・・・・、
この口先誠司が "内閣のお荷物" から、 "
内閣の爆弾" だと宣言する日も、残念ながら近いかもしれません。
みんなに知ってもらいたい">みんなに知ってもらいたい - ジャンル :
日記