多少なりとも
アメリカ史を学んだかたなら・・
名前くらい聞いたことがあるでしょう。
セオドア・ルーズベルト。
合衆国第25代副大統領にして
第26代の大統領です。
日本では
日露戦争終結の仲介者としてのほうが
有名かもしれません。
彼は、この功績により
アメリカ人としては初めて
ノーベル賞(平和賞)を受賞しております。

彼は
大統領を2期務めた後
当時からあった
3選禁止規定に従い
自身の後任に
当時、盟友で友人でもあった
タフトを推薦し
支援した結果
タフトは大統領の座を射止めました。
ところが、タフトは
大統領に就任した途端
ルーズベルトの政策や業績を
次々とないがしろにしたため
我慢の限界を超えたルーズベルトは
タフトを大統領の座から引き摺り下ろすため・・

自ら
大統領選に立候補したのです。
これが世に言う
現職、元職大統領が並び立つ
1912年のアメリカ大統領選挙です。
この選挙戦の最中。
こんなことが
起きたそうです。
ルーズベルト選対では、
ルーズベルトの「写真付きビラ」を作ることを決め、
300万枚制作しました。
出来上がったビラを眺めていた選対責任者が
ハタと気が付きました。
「写真の使用許諾を取ってないっ!」
当時アメリカの著作権法では
写真の場合
撮影者は
写真使用者に対し
1枚につき
最大1ドルの著作権料を
請求出来ることになっていました。
1枚につき1ドルだとして?
300万枚ということは・・?
300万ドル!?この金額の現在価値を
日本円で換算すると・・
約60億円です。
選対スタッフは皆・・青ざめました。

連日連夜の選対会議の結果
ある知恵者の妙案を
試してみることになりました。
著作権持つ写真家に
次のような手紙を送ったのです。
「私達ルーズベルト陣営は、写真付ビラを300万部配布する計画がある。 掲載される写真家にとっては、格好の宣伝機会だと思われる。ついては、貴殿の写真を使用した場合、いくらなら払う用意があるか? 至急連絡されたし」
返ってきた手紙には
こう書かれていたそうです。
「有難い機会ですが・・私は250ドルまでしか払えません」
60億円近い損失が発生しかねない状況を
損失ゼロどころか
僅かとはいえプラスにする。
ハーバード流 交渉の達人で描かれた
交渉術の極意・・
だそうです。
まぁ気弱な地上げ屋にしてみれば・・
こんなこと当たり前過ぎて・・(笑)
なんでこれが交渉の達人なのか?
さっぱり理解出来ませんが・・
交渉の達人なんだ!
そうです。 (大笑)
ところで、本日エントリーのツカミに?
どうして
こんなハナシを持って来たのかと
申しますと・・
先日行われた

この連中の記者会見。
あれを見ていて
「ピンチをチャンスに変えちゃってるよ、コイツら・・」
強くこう
感じたからです。 (苦笑)
それでは、本日はまず・・
あの会見で
ヘラヘラと嘘八百並べてた
平川さんや
大久保さんの大先輩に当たる・・(笑)
電通に放つ!
草の者に・・
今回、
日頃の悪行の
ほんの一部が
バレちゃったことについて・・
言い訳を
伝えてもらいましょう!

「この前の記者会見? 3人共良く知ってるよ」
「榑谷は、副社長にまでなったんだ?」
「昔から・・」
「デタラメ言わんで
クレタニ」
「こう呼ばれてたくらい」
「ナニ言ってんだか? さっぱり分からない」
「業務を円滑に遂行するために? 再委託行った?」
「それは、御社じゃ円滑に業務遂行出来ないって意味ですか?」
「誰一人として突っ込まないところが・・」
「臀痛主催の記者会見ならでは・・だよね」
「経理上の理由から? 巨額の公金を直接受けられなかった?」
「これに至っては・・」
「いったいどんな? 経理上の理由あんのよ?」
「大久保も・・」
「深く反省している?」
「努力をしていく?」
「相変わらず・・当たらず触らずの優等生答弁だよ」
「でも初めて聞いたよ」
「孫請けや・・ひ孫請けまでは知ってたけど」
「その下請けに再委託することを・・
やしゃご請けって言うんだ?」
「平川とは一緒に仕事したこともある」
「昔から・・立て板に水だよ、あいつは」
「だけど、上手の手から水・・じゃないけど」
「不味いこと言っちゃってるよね」
「それについては後で・・」
「この後、経産省に放つ臭のモンも登場すんでしょ?」

「
前田ハウス?」
「多分、電通の現地法人関係者が用意したんだよ」
「こういうノウハウは・・」
「賄賂や裏金飛び交うオリンピック誘致で培ったもの」
「やることなすこと抜かりが無いんだよ、電通って会社は」
「まぁだけど、誰が?」
「こんな情報、文春にリークしたんだろうね?」
「この後登場する、
計算省に放つ臭のモンのネタが」
「楽しみだね」
「でもね、身内を庇うようだけど・・」
「今回の・・一種の公共事業費の中抜き」
「電通と霞が関は、数え切れないくらいやってきてるけど」
「電通の方から持ちかけた案件は」
「一つとして無いはず」
「全部・・霞が関の側から持ちかけられたもんだからね」
「間違いない!断言出来るわ」

「給付金にしろ、補助金にせよ」
「原資は全部税金なんだよね」
「だから、霞が関の高級官僚たちは」
「消費税上げろ! 増税大賛成!叫び」
「庶民から税金毟り取ろうとするワケ」
「財政危機克服だとか、財政再建なんて」
「もっともらしいこと言ってるけど・・」
「全然関係ない」
「本音は・・」
「自分たちが良い生活したい」
「懐を豊かにしたい」
「ただそれだけなんじゃないの?」

引き続きまして・・
経済産業省に放つ! 草の者に・・
省内の様子を
伝えてもらいましょう! (笑)
「あの記者会見に戻リますよ」
「言い訳上手なはずの平川さんが・・」
「唯一ドジ踏んだ場面があったことに?」
「気が付きましたか?」
「
サービスデザイン推進協議会の定款について」
「質問に答える場面です」
「定款のテンプレートのプロパティの」
「作成者が
情報システム厚生課となってることと」
「法人名が
補助金執行一般社団法人ってなってる部分についてです」
「情報システム厚生課ってのは・・」
「ウチの大臣官房の内局です」
「こんなヘンな名称の部局・・普通の組織は作りませんよ」

「更に!
補助金執行一般社団法人?」
「補助金もらう社団法人は山ほどありますけど」
「補助金執行する? 社団法人なんて?」
「この国に1つもありません」
「平川さんは、このテンプレを・・」
「
ネットで拾ったって言っちゃったでしょ?」
「法人の登記記録ってのは・・ずーっと残るんです」
「こんな名称の社団法人が過去に存在しないことなんて」
「調べりゃ直ぐに明らかになっちゃいます」
「更に・・来週辺りの文春で出て来るでしょうけど」
「この当時の情報システム厚生課を管轄する審議官は」
「今をときめく・・」
「前田ハウスの前田さんなんです」「そしてね、決定的なのは」
「この・・情報システム厚生課が作ったテンプレファイル」
「ウチの省内で・・」
「まだ保管されてんですよ!」「これが世に出ちゃったら?」
「平川さんが言ってた・・」
「
サービスデザイン推進協議会の設立に」
「経産省の関与はなかった」
「このロジックが真っ赤な嘘だってことが」
「完全にバレちゃいますよね」

「そもそも前田さんはやり過ぎたんですよ」
「この電通のダミー法人に流した税金」
「4年間で・・1500億超えてんですよ?」
「そして私が一番気になるのが・・」
「誰がこのネタを? 文春にリークしたのかってことです」
「前田さんは、官邸の経産マフィアに連なってます」
「この経産マフィアのボスは?」
「言わずと知れた・・」
「
今井尚哉 総理秘書官ですよ」
「官邸の経産マフィアのチカラを削いで・・」
「利を得るのは?」

<アイコラ提供; © ハマープロ>
「誰でしょうかね?」
無礼はオレだ?
誰だか・・
さっぱり分かりませんね? (大笑)
安倍政権内の
内ゲバなら
いくらやって戴いても
大歓迎です! (笑)

本日冒頭ご紹介した
セオドア・ルーズベルト。
アメリカでの人気は今でも高く
最も偉大な大統領ランキングでは
常に
トップ5に名を連ねております。
100年以上に渡って
高い人気を維持しているのには
理由があります。
彼の代表的な政策に
スクエア・ディール・・というのがございます。
100年前。
当時の国内鉄道網を支配していた
モルガン・・.。
今のモルガン・スタンレーの始祖です。
この独占企業に対し、
反トラスト法を制定し、市場へのその支配力を弱めました。
この流れで
独占禁止法も制定し、
マーケットを支配し価格を思いのままにして
利益を貪る。
こうした企業への規制を増やしたのです。
この政策の目的は
企業が不当な利益を得ることを防ぎ
国民が
公平な政策のもとで
公正な利益を得られるようにするこうしたものです。
今の日本にも・・
似たようなことを発言する政治家が
いますよね?

この人のことを
持ち上げたり
褒めたりすると?
お叱りのメールや
ウラコメが殺到するのですが・・(苦笑)
Nさん、Sさん、Tセンセ!
落ち着いて下さい?
まぁ今頃・・
都知事選への立候補模索する処なんざぁ?
この人の
イマイチなところではありますが・・. (苦笑)
しかしですよ!
皆さん?
好きや嫌い・・
グルメブログが、あぁ言ったから?
こんなことで政治家を選ぶと?
我が国のような
悲惨な政治状況になるのです。
政治家の本質は何ですか?
多くの国民のために
何をするか?
最大多数の幸福に向けて・・
どう国民を導くか?
でしょ?
ならば?
多くの国民のためになる政策を
真面目に訴える人を
押し上げていくべき
ではないですか?
1人でも多くの人々が
こうした考えでまとまり
集中してくれれば?
・・・今よりは
マトモな国になることは
間違いありません。
政治・経済・社会問題なんでも">政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル :
政治・経済