カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

twitter

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンター

リアルタイムカウンター

現在の閲覧者数:

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

RSSリンクの表示

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

グラミン銀行にみる、新たな資本主義への希望

一橋大学の米倉教授のコラムを一部抜粋してご紹介します。
マイクロクレジットの創始者でノーベル平和賞を受賞したDr. Muhammad Yunusの活動の軌跡を紹介しながら、新たな資本主義のあるべき姿を論じています。

新しい資本主義の提唱者といえば、
それはなんといってもバングラデシュのグラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス博士に間違いない。

なぜなら、1970年代に、彼が僅か27ドルの手持ち資金をたった42人の借金苦に喘ぐ農民に貸し付けたことで始まったグラミン(バングラデシュ語で「農村」のこと)銀行という試みは、現在28,000人以上の職員を抱え、約800万人もの人々に毎年10億ドル以上の金額を貸し付けるバングラデシュ最大の金融企業に成長するという大きな成果をあげているからである。

しかも、その借り手の97%は女性であり、彼女たちは30~35ドルというわずかな額を借りることによって自営自立をはじめ、次第に牛や鶏を飼ったり事業規模を大きくして世界最貧困の境遇から自ら脱出している。

後にマイクロファイナンスと呼ばれるユヌス博士の試みは、従来の援助志向では果たしえなかった貧困層の自助努力を生み出し、バングラデシュばかりか世界の貧困国に伝播している。ユヌス博士とグラミン銀行はこの輝かしい成果のために、2006年度のノーベル平和賞を授与されている。

さらに、バングラデシュに携帯電話を普及させたグラミン・フォン、インターネットを普及させるグラミン・コミュニケーションズ、フランスの大手食品メーカーとの合弁企業グラミン・ダノンなど新たな試みが次々と展開され、ビジネスとして成功しながらも利益は社会還元するという「ソーシャル・ビジネス」
という概念も提唱されている。

もっと感動的な事実は、2008年にニューヨーク・ブロンクス地区にオープンしたグラミン銀行は、ウォール・ストリートのシティバンクやバンク・オブ・アメリカが倒産の危機にある中で唯一利益を上げ続けているのである。全く愉快な話ではないか。

最後に、Dr. Muhammad Yunusの言葉をご紹介します。
考えさせられる言葉です。

従来の銀行は金持ちを対象にするが、私たちは貧しい人を。
従来の銀行は男を対象にするが、私たちは女性を。
従来の銀行は都市で業務をするが、私たちは農村で。
従来の銀行は担保を取るが、私たちは取らない。
従来の銀行は借り手の過去を調べるが、私たちが興味をもつのは未来だけだ。」
そして、「人間には限りない力がある」

みんなに知ってもらいたい">みんなに知ってもらいたい - ジャンル : 日記

tag : グラミン銀行 マイクロクレジット ムハマド・ユヌス 米倉教授

<< 酔ってなんかいません!『核に対抗できるのは核』です | ホーム | だまされているんだよ、バカだから。週刊新潮 >>


コメント

ソーシャル・ビジネスですか…いいですね。
「エスキモーに氷を売りつける」
日本のビジネススタイルはそろそろ崩壊ですね。

追伸

偶然にも、4月19日・東京新聞サンデー版に「社会貢献でも利益を上げるソーシャルビジネス」の特集記事が掲載されました。
社会の流れとして、「人に優しい」この分野が脚光を浴びることは、とても良いことですネ。

社会貢献ビジネス

続けて書きました。

正直以外でした。失礼ながら「気弱な地上げ屋」さんから「ムハマド・ユヌス博士」の話が出てくるとは、しかし、とても楽しい気分になりました。
私もこの話を読んだ時には感動したものでした。

しかし、1997年にノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞をデリバティブでロバート・マートン、マイロン・ショールズの二人が受賞して、米英経済の覇権と共に、世の中がおかしくなったのです。
また、ITバブルと時期を同じくして、この「金融派生商品」が世界中を駆け回り始め、そこにグローバルスタンダードという米英主導型の押しつけ経済が押し寄せてきて、リストラが始まり、その流れの中で、小泉・竹中路線のお陰で、余計に日本も本気でおかしくなったと、私は思っております。
お金がお金を生む訳もなく、そこから生まれてきたのは、ネズミ講的考えの金の亡者の派生でした。
人間性に欠けた価値観の世界が広がり、終身雇用制もなくなり始め、そこには少しでも安く作り、沢山売って設けた方が勝ち!という典型的弱肉強食のアングロサクソン型の経済が一番優れていると、また、そうしないと世界の流れに乗り遅れると、それこそ「気弱な地上げ屋」さんの言うように、強迫観念にとりつかれたような「アホな経営者」が、こぞってそれが改革だと信奉していった挙げ句の果てが、現在の日本の大手企業の結果だと思います。

内部留保金が最高の状態で、リストラはあり得ないだろう。
GMの会長に代表されるような、自分さえよければよいと言う、昔はやった言葉で言えば、ミーイズムの極致を恥ずかしげも無くさらしている。
大企業は、役所にくっつき、財務省の意図と、輸出型の企業の思惑が一致しての円安誘導、その結果が、円キャリー取引でバブルに貢献していた事への反省もなく、
日本は日本で、本気で大改革をしなければ国が滅びてしまうし、アメリカもヨーロッパも条件的状況は違えど、大改革をしなければならない時に来ていたのです。
そして多分、歴史というのはこの様な形で動いていくのだなとも思います。

今の日本に必要な事の、一番ベーシックな部分は、人間性の回復です。
夢を持って生きられる国に戻すことです。
200年前の日本ですら、生活のレベルは違えども、江戸の文化レベルは高く[後に言われたジャポニズム]リサイクルシステムもでき、皆が夢を持ち、日々を楽しんで生活していた。そんな時代も有ったのです。

今だからこそ、国のリーダー、マスコミが、知識人が、もう一度「ムハマド・ユヌス博士」
の功績を勉強仕直し、ポリシーとビションを理解し、財政出動でエコecoばかり言っていないで、新しい発想転換をして、少しは《社会貢献ビジネス》という、新しいジャンルを発展させて欲しいものですが・・・、
前例のないビジネスを、イノベーションを考え、理解できる経営者がいないことが、日本最大のウイークポイントですネ。

御存知だとは思いますが、「ムマハド・ユヌス自伝」に羽田孜元首相が登場しますね。
日本人が関わっていて嬉しい、と思いました。

アフガンでもマイクロ・ファイナンスやBOPができるようになるといいですね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


西松献金事件とある公認会計士の死

小沢氏周辺に対する検察の姿勢と、その他名前が挙がっている政治家に対する姿勢、特に二階俊博に対する姿勢とが余りにも違っているのでどうしても国策捜査という疑念が生じてくる。 しかし、ここにある一つの自殺事件を当てはめてみると、これまでの検察の動きが新たな角...


 ホーム